4. 難易度は?

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「自然農法って、きっと難しいのだろう」と思う人は多いかもしれません。現代の農業は、肥料を使うのは“常識”を通り越して、“必須”と考えている人が圧倒的に多いからです。

しかし、私はむしろ逆だと考えています。

肥料を使って野菜や果物を育てると、どうしても不健康で、病気や虫による食害が多くなります。そのために強力な農薬が必要になります。それが現代農業の標準形です。

ところが、化学肥料や有機肥料を使っていながら、農薬の必要ない健康な野菜をつくる名人が存在することも、また事実です。正直なところ、私には想像もつかない神技の持ち主です。

ただし、名人はごくごく少数です。

ということは、肥料を使って農作物を育てることは、意外に難しいということです。

ひと口に肥料と言っても、いろいろな種類があります。また、どんな肥料をどれだけ投入するかは、作物によって、土の質によって、天候によって、サジ加減がとても難しいのです。

恥ずかしながら、私も有機農業を1年間学びましたが、「これは歯が立たない」と思いました。それに比べると、自然農法のほうがはるかに簡単だと、いまは思っています。

もちろん、種を播けばどこでも何でもできる、というほど簡単ではありません。自然界のことや、野菜が成長する仕組みについて、最低限知っておくことがあります。ただそれについては、肥料や農薬のことを学ぶことに比べれば、うんと簡単です。

しかも、肥料も農薬も使わないわけなので、野菜や果物ができ始めると、どんどん作りやすくなっていきます。畑が進化していくのです。

逆に肥料・農薬を使う場合、時間とともに畑の中の生態系が崩れていくので、肥料の種類を変えたり、強い農薬に変えたりする必要があって、むしろ時間とともに対応策が難しくなっていくように感じます。

これから園芸を始めてみたいと考えている人には、間違いなく自然農法はお勧めです。


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