Halu農法協働オーナーズクラブ~自然農法の習得を目指す方へ

自給自足を可能にする新企画

自然農法に興味はあるけれど、個人で本格的に始めるには不安が大きい、という方を想定した企画が「Halu農法協働オーナーズクラブ」です。提携農場として経験を積んだメンバーが中心になり、複数で実際に農作業を経験しながら、規模の大きい農場経営を学びます。

2020年2月、初めての企画がスタートしました。千葉県我孫子市の本社農場約6,000㎡を対象区とし、いっしょに経営に参加するメンバーを新たに募りました。農作業は初めてという方が集まり、順調に動き始めています。いっしょに始める仲間がいることで、自然農法の習得のハードルがかなり下がると好評です。

参加メンバーは千葉県内だけでなく、東京、埼玉在住の方もいます。

この企画のメリットは、いろいろあります。

1. 費用が抑えられる
1人で始めると、地代や種子代をはじめ様々な経費の負担が大きくなりますが、グループで出資するので費用面のリスクが減ります。(種子代は、自家採種により年々減っていきます)

2. 失敗が怖くない
自然農法でいきなり大豊作を狙っても難しいでしょう。とはいえ、Halu農法の場合、初めから大豊作の可能性もありますし、なかなか成果が得られない可能性もあります。無肥料、無農薬での作物づくりは、土の状態や気候に大きく左右されます。それは、肥料栽培でも実は同じです。しかし、仲間といっしょであれば、結果を不安がらずに始められます。

3. 自給自足が見えてくる
この企画で最も重視されていることは、メンバーが自給自足できることを目指していることです。育てた作物を販売し、それで得た収入で生活するということを目的にしても、思ったように現金収入は得られません。それに、野菜を売ったお金で他の野菜を買うのは、本末転倒です。複数メンバーでいろいろな野菜を栽培すれば、自給自足が見えてきます。必要な現金収入を得るための仕事をしつつ、仲間と作業を分け合うことで、無理なく農場経営が続けられるのです。(農場の面積が広いので、いずれ販売収入が得られることは想定されます)

4. 地域を選ばない
Halu農法は、どんな土地、気象にも対応できる技術として研究を続けてきました。また、ある程度、大量生産できる作物も見えてきました。国内に約40万haといわれる耕作放棄地を活用するという意味も含めて、どこであろうと始めることが可能です。とくに、農薬や肥料の影響が少ない放棄地のほうが経営しやすいでしょう。(最初の高畝造成だけは、必ず手間がかかります)

まずは自分で企画を練る

自給自足を目指すことは、とても楽しいものです。Halu農法による自給自足コミュニティーを目指してみませんか。すでにスタートした千葉県我孫子市の協働オーナーズクラブが、良い先導役になってくれるでしょう。実際に企画を始めるために必要なことを、以下にまとめてみました。

1人あたり500㎡
ざっくりとした計算ですが、自給自足を目指す面積は、1人(1世帯)あたり約500㎡の農地があれば良いようです。仲間を誘って始める場合、2~3人なら1000㎡、4~5人なら2,000㎡、10人ぐらいなら5,000㎡を目安に農地を探すと良いでしょう。

最初に必要な機材と費用
農業を始めるには、最低限必要な設備や機械があります。管理機(高畝の造成に必要)、倉庫兼用のハウス、軽トラック(中古)など、初期費用としては300万円ほどかかると想定しておくことが必要です。あとは、毎年の運営費として、1,000㎡あたり10万円をみておけば、農場を維持していくことが可能です。

野菜ができるまでの期間は3年
Halu農法の場合、狙った作物ができるようになるまで、3年の期間を想定しています。土地の状態によっては、あるいは、土地と作物の相性によっては、初年度からいきなり豊作という可能性もありますが、むしろ3年かけて自分たちと農場との相性を高めていく意識を持つほうが良いでしょう。野菜ができ始めれば、どんどん作りやすく、育てやすくなります。

いずれはお米も
Halu農法は畑の技術なので、お米の研究はしていません。今回、協働オーナーズクラブの発足を機会に、お米作りの研究も始める予定です。目指すのは、自給自足コミュニティーです。


農地の取得や費用面など、気軽にご相談ください。自然農法は、とても夢のある農業技術です。ご相談はお問い合わせフォームから。

歩屋本社農場で始まった協働オーナーズクラブは、募集枠の定員に達していますが、入会ご希望の方は、相談に応じるそうです。不定期でも畑に通える距離(30㎞圏内)にお住まいで、ご希望の方はお問い合わせください。(2020年3月現在)

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