自然界の仕組み

生命が増える自然界の仕組み

農業というと、ふつう肥料を使って作物を栽培するイメージがあります。農地に作物の栄養分を補わないと、まともに作物ができないと考えられているからです。

 

しかし、地球には面白い仕組みがあります。

 

はるか四億年前のこと。当時の陸地は火山灰の大地であり、植物の栄養源などありません。そこで、植物の祖先と微生物がともに協力して陸地に進出していったことが、化石の発掘や微生物の研究などからわかってきたのです。

 

植物と微生物の祖先は文字通り「一体化」し、地表に広大な森林をつくりました。同時に、虫や動物もどんどん増えていきました。

 

私たちの住むこの地球は、多様な生命が、ごく自然に増えていく仕組みを備えています。この、生命が自動的に増えていく仕組みに着目し、農法化したのがHalu(ハル)農法です。

 

植物と微生物、虫や動物が多様な生態系をつくりつつ、どんどん増えていく。その一環で野菜を栽培するのです。

 

そこで育つ野菜は健康で、病気に対して強くなります。また、生態系が安定すると、野菜を食べる虫も大量発生することがなくなります。つまり、農薬を使う必要がなくなります。

 

 生命が増える仕組みのスイッチを入れる

 

ところで、生命が自動的に増えるといっても、地上にはさまざまな環境の違いがあります。なかには生命が増えやすい環境、増えにくい環境があるでしょう。

 

長年の研究により、生命が増えやすい環境を人工的につくることに成功しました。(=特許技術)

 

環境を整えれば、多様な生命が連鎖反応のように増えていきます。いわば、生命が増える仕組みのスイッチを入れるのです。そして、その過程で、私たち人間の食べ物である野菜も、美味しく、強く、たくさん育ちます。

 

この技術は大変シンプルで、農業の知識がなくても、だれにでも実践できます。

ハルの菜園で過ごすと、多様な生命に囲まれて、心身がリフレッシュします。また、収穫後も溶けたり腐ったりすることのないハルの野菜(四億年野菜)を食べれば、腸内環境は劇的に改善されるでしょう。

 

ハルの菜園は、自宅の庭や貸農園でも造成することができます。