Halu農法を学び、実践する意義

すべてのテーマを解決に導く

7つのテーマには、それぞれに「専門家」が存在し、多種多様な課題や解決方法が提案されています。例えば「農業や家庭菜園」というテーマひとつにしても、100人の実践者がいれば100通りの農法があると言われているほど。もし、農業や家庭菜園のテーマだけ論じるのであれば、どんな農法でも、どんな考え方でも良いはずです。

では、ほかの農法で「食料問題」や「環境問題」、さらには「教育」や「量子物理学」などの諸問題を解決することができるでしょうか。私たちがHalu農法を提案している理由は、まさにここにあります。

現代社会は、問題がまさに山積みです。政治・経済・社会という大きな枠組みがあり、教育・医療・福祉といった中規模の枠組み、さらにそれぞれ小さな枠組みのなかに多様な問題が噴出しているのは、みなさん周知のことです。

何年たっても、個別問題が解決するどころか、ますます混迷を深めているのが現代社会の実情です。そんな社会情勢を俯瞰したとき、「すべての問題に共通する問題の核心」を探し出し、浮かび上がったのが「食と農の歪み」でした。

完全な無肥料・無農薬のHalu農法は、最初から技術的な見通しがあって研究を続けてきたのではありません。食料問題はもとより、環境問題、健康問題などたくさんの社会問題に共通する解決策を模索する視点から、あえて「完全な無肥料・無農薬」が不可欠であると信じ、自然との一体感をもとにした農業技術でなければならない、という信念と情熱を注ぎ込んだ技術であることを、ここでお伝えいたします。

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単純に肥料や農薬に頼らない農業や園芸に関心のある方は、あえてHalu農法を選ぶ必要はありません。これまで多くの先人が実践してきた自然農法や自然農、自然栽培のノウハウを学ぶと良いでしょう。逆に、世界の政治経済情勢とか、医療や福祉に関心を持つ人には、Halu農法を学ぶことを強くお勧めします。私たちは、たんに農作物を育てることを目指しているのではなく、これから生まれてくる子供たちの明るい未来社会をつくろうと集まっています。野菜作りを通して、私たちは他の生き物の繁栄と幸せを願うとともに、すべての人類、すべての未来人の幸せを願い、学び、実践しています。それがひいては、自分自身の幸せに結びつくと信じて。